Excel の「Clip Art」でグラフの色を変えてイラストや作図に挑戦!

Excel の「Clip Art」でグラフの色を変えてイラストや作図に挑戦! Excel
Excel の「Clip Art」でグラフの色を変えてイラストや作図に挑戦!

きょうはエクセルの作図について学びます。

「オフィスソフトの作図機能なんて、せいぜい地図を描くぐらいしか使ったことないよ」という人が多いのではないでしょうか?

ところがエクセルには、ビックリするような便利機能がたくさんあるのです。

文章や表でいいにくいことも、図で解説すればとたんにわかりやすくなるもの。そんな「図解」もエクセルなら素早くできます。普通に作ったんでは味気ない「グラフ」も、わかりやすく”変身”させれば、いつもの文書が見違えます。

難しそうな「イラスト」が基本図形だけで描けるのもエクセルなればこそ。

きょうはあなたと、エクセル作図について学習します。

1.「グラデーション」と「透明度」がポイント

グラデーションと透明度

私はコーヒーが好きです。毎朝食事のあとに飲むのが至極の時です。

そこで、いろいろな種類があるコーヒーを酸味別、甘味別に分けてみようと思いました。コーヒーでも飲みながら気楽に読んでもらえば光栄です。

1.エクセルでのグラフ作成において、グラデーションと透明度は重要な要素

これらの機能を使用することで、データの視覚化をより魅力的にし、情報の可読性を向上させることができます。

グラデーションは、データの変化や傾向を視覚的に表現するために役立ちます。例えば、折れ線グラフや棒グラフで使用することで、データの増減を滑らかに表現することができます。グラデーションを使用することで、データの変化がより明瞭になり、視覚的なインパクトを与えることができます。

また、透明度はグラフ要素の透明度を調整するための機能です。透明度を適用することで、グラフの要素を他の要素と重ねて表示することができます。これにより、異なるデータセットやグラフ要素の関係性を強調することができます。透明度を使用することで、重要な情報を際立たせることができます。

エクセルでは、グラフを作成する際にグラデーションや透明度をカスタマイズすることができます。グラフの要素を選択し、書式設定や塗りつぶしの設定から、グラデーションや透明度を調整することが可能です。具体的な手順は、エクセルのバージョンや使用しているチャートの種類によって異なる場合がありますので、エクセルのドキュメントやオンラインのリソースを参照してください。

グラデーションと透明度を上手に活用することで、エクセルのグラフをより魅力的でわかりやすいものにすることができます。

2.グラデーションを設定

まずコーヒーを示す楕円に、色の《グラデーション》を設定します。立体感を出して見栄えをよくするためです。もうひとつは、コーヒーの分類を示す四角形に《透明度》を設定して背景が見えるようにします。

軸は《↔、コーヒーは《楕円》、それから外周・背面は《四角形》、分類は《角丸四角形》で描き、文字を入力したり塗りつぶしの色などを設定します。図が重なった部分は《順序》を定めます。

《グラデーション》とは、色や濃度が段階的に変わっていくことです。2つの色を作ると、自動的にパターンが作られます。時間の経過や方向を表したり、図形を立体的に見せたりするときに使われます。

グラデーションを設定したい楕円を選び、《塗りつぶしの色》から、種類・方向・角度などを選びます。白に近くなるように明るめに設定すると、見栄えが良くなります。種類では《パス》を選ぶと、中央が薄い色で始まるので楕円に立体感を持たせます。《分岐点》をずらすと真ん中が浮き上がって見えます。《線なし》を選びます。

コーヒーの甘味酸味の表

例えば、コーヒーの甘味・酸味の分類を「表」にすると、コーヒーの特徴を項目ごとに整理できますが、コーヒー同士の”相関関係”まではわかりません。そんなときは、下図のような「分布図」にすると、一目で特徴と関係がわかります。

コーヒーの甘味・酸味の強弱

3.エクセルの作図機能の方が使いやすい

作図機能はワードにもありますが、たとえば「文字」では「上下中央揃え」や、図形内の「余白」を自動設定する機能があります。そのため、図をエクセルで作り、それをワードで取り込む方が便利なことがあるのです。

図形の中に文字を書き込むのも簡単で、作成した図形を選択した状態で、キーボードから文字を入力するだけです。

色や文字は違うが形は同じ図形を作りたいケースは多いです。こんなときは「コピー」を使って、作業を単純化します。図形の外側を《Ctrl》を押しながらドラッグするとコピーできます。そのとき《Shift》を押しながらだと、左右・上下の位置を変えずにコピーできます。

図をきれいに見せるには
図をきれいに見せるには

図をきれいに見せるには、1つの図形をクリックして、2つ目以降を《Shift》を押しながら7つの図形を同時に選択状態にします。その状態で《配置》から《上下に整列》を選ぶと、上下の幅が均等になります。たとえば、2つの図形を選択して《Shift》から《下揃え》を選ぶと1つ目の下に揃います。

エクセルの作図機能っちゅうのは、表とかグラフ作るんがめっちゃ得意やねん。データを入れたら、そのまんまグラフにしてくれるさかい、作業がスムーズや。例えば売上とか成績のデータを視覚的に見せたい時は、エクセルがええ感じや。

一方、ワードは文章を書くんがメインやさかい、作図機能はちょっとおまけみたいなもんやねん。もちろん図とか絵とか描けるけど、エクセルほど細かい設定とかは難しいわな。

ほな結論やけど、データを元にした図表とかグラフ作りたいんやったら、エクセルが断然使いやすいで。文章にちょっと図を挿入したいだけやったら、ワードでもええけどな。

2.グラフの色を変えて”作図のワザ”で見栄えよく

作図のワザ
作図のワザ

1.エクセルでの作図にはさまざまなテクニック

グラフの作成
  • エクセルでは、データを基にグラフを作成することができます。データを選択し、[挿入]タブから適切なグラフのタイプを選択して作成します。グラフの種類には、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフなどがあります。
データの選択範囲の変更
  • グラフを作成する際、データの選択範囲を変更することができます。既存のグラフを選択し、[デザイン]タブから[データ範囲の変更]を選択します。新しいデータ範囲を指定することで、グラフを更新することができます。
ラベルの編集
  • グラフに表示されるラベルを編集することができます。グラフを選択し、[デザイン]タブから[グラフ要素]を選択します。例えば、軸のラベルやタイトル、データラベルなどを編集することができます。
グラフのスタイルの変更
  • グラフのスタイルを変更することで、グラフの外観をカスタマイズすることができます。グラフを選択し、[デザイン]タブから[スタイル]を選択します。さまざまなスタイルのプリセットが用意されており、一覧から選択することができます。
データシリーズの編集
  • グラフ内のデータシリーズを編集することができます。データシリーズを選択し、右クリックして[データの選択]を選択します。データの範囲やラベルなどを編集することができます。
トレンドラインの追加
  • グラフにトレンドラインを追加することができます。グラフを選択し、[デザイン]タブから[トレンドライン]を選択します。さまざまなトレンドラインのオプションがあり、トレンドを視覚化することができます。

これらはエクセルでの作図に関する一般的な技ですが、エクセルにはさまざまな機能がありますので、使用しているエクセルのバージョンや具体的な作図の要件に応じて、さらに高度なテクニックやカスタマイズが可能です。エクセルのドキュメントやオンラインのリソースを活用して、より詳細な情報を入手することをおすすめします。

まず準備として、ワークシートのデータをもとに「ドーナツ型」のグラフを作ります。
次に、ドーナツ型グラフの3つの領域に色のグラデーションを設定します。設定したり領域を選択した状態でダブルクリックすると《図形の書式設定》画面が表示されます。

  1. まず「枠線」を《線なし》にします。枠線をなしにすると図の雰囲気が柔らかくなります。
  2. 次に《塗りつぶし》を《グラデーション》の設定をします。ほわっとした「明るめ」にすると見栄えがよくなります。
  3. 後はグラフにイラストを入れるので、中央の円を「40」ぐらいに小さくしておきます。
  4. 次に、人型のイラストを作ります。それには、胴体の部分として「円柱」を、顔の部分として「吹き出し」を選ぶだけです。完成したイラストは「グループ化」しておきます。
  5. 最後はグラフの中央に、C4~C6セルに入力されているグラフのタイトルを表示させます。
  6. まずグラフの中央に、文字を配置するための「テキストボックス」を作成し、数式バーに《=Sheet1!C6》と入力します。これでC6の文字がそのまま表示されます。
グラフ完成
グラフ完成
  • 顔の部分は《オートシェイプ》→《吹き出し》→《円形吹き出し》を選択し、ドラグで回転させた後、グラデーションを設定。
  • 胴体部分は《オートシェイプ》→《基本図形》→《円柱》を選びドラグ。そのご《グラデーション》を設定してもいい。なお、《Shift》クリックして《グループ化》すると作業しやすいです。

3.「暑中お見舞い」で「イラスト」をワンポイントに加える

ページ設定「ハガキ」

エクセルで「暑中お見舞い」のクリップアートを作成するには、以下のポイントに注意してください。

図形の挿入
  • [挿入]タブから[図形]を選択し、暑中お見舞いに関連する図形を選びます。例えば、太陽、扇風機、季節の花などを利用することができます。図形を選択したら、エクセル上でクリックして挿入します。
サイズと位置の調整
  • 挿入した図形を選択し、ドラッグやリサイズハンドルを使用してサイズを調整します。図形をクリックしてドラッグすることで、位置を微調整することもできます。必要に応じて、他のセルとの間隔や配置を調整します。
カラーや塗りつぶしの設定
  • 図形のカラーや塗りつぶしを変更して、暑中お見舞いらしい雰囲気を演出します。図形を選択し、[図形の書式設定]タブから、塗りつぶしや線の色、グラデーションの適用などを行います。
テキストの追加
  • 暑中お見舞いのメッセージや挨拶のテキストを追加することもできます。[挿入]タブから[テキストボックス]を選択し、クリップアートの近くにテキストボックスを追加します。テキストボックス内にメッセージを入力し、フォントやサイズ、位置を調整します。
スタイルのカスタマイズ
  • クリップアート全体のスタイルを調整して、一貫性を持たせることもできます。[図形の書式設定]タブから、影の追加、3D効果の適用、テキストのスタイル設定などを行います。さまざまなオプションを試して、お見舞いの雰囲気に合ったスタイルを見つけましょう。
グループ化やコピーアンドペースト
  • クリップアート全体をまとめるために、図形を選択して[グループ化]を行うことができます。また、クリップアートを他のセルやシートにコピーして貼り付けることも可能です。複数のクリップアートを組み合わせて、より複雑なデザインを作成することもできます。

これらのポイントに従って、エクセルで「暑中お見舞い」のクリップアートを作成してみてください。クリエイティビティを発揮して、独自のデザインを作り上げることもおすすめです。

まずは、「用紙サイズ」をはがきに設定します

Excelの「クリップアート」は、絵や図形などのアイコン素材を簡単に挿入できます。

クリップアートの挿入方法
  • Excelでクリップアートを挿入するには、挿入したい場所をクリックしてから、「挿入」タブの「イラスト」グループ内の「クリップアート」をクリックします。すると、クリップアートの検索画面が開き、検索ワードを入力して検索することができます。また、検索結果から好きなアイコンを選択し、クリックすると自動的にシートに挿入されます。
クリップアートの種類
  • Excelのクリップアートには、様々な種類のアイコン素材が用意されています。たとえば、アイコンの形状、色、スタイルなどを変更できる「スマートアート」、図形の描画や線のスタイルなどをカスタマイズできる「描画オブジェクト」、イラストや写真などの画像を挿入できる「画像」などがあります。
クリップアートの編集方法
  • クリップアートを挿入した後は、そのアイコンの形状や色、サイズ、位置などを編集することができます。たとえば、図形の選択後に「書式」タブをクリックすると、色や線のスタイル、影の設定などを変更できます。また、図形をドラッグして移動したり、角度を回転させたりすることもできます。

以上がExcelのクリップアートに関する基本的な情報です。クリップアートを活用することで、簡単にグラフやチャート、図解などを作成することができます。

クリップアートを活用して、簡単にグラフやチャート、図解を作成することはできるんやけど、ちょっと工夫が必要やで。

クリップアートは、イラストやアイコンのような画像素材のことや。これを使うと、見た目を華やかにすることはできるんやけど、データを視覚化するグラフやチャートそのものを自動的に作成するわけやないんや。

どうやって使うか

  1. グラフやチャートの作成
    • ExcelやPowerPointなどのツールを使って、まず普通にグラフやチャートを作成するんや。これらのツールにはデータを入力するだけで、棒グラフや円グラフを自動で作ってくれる機能があるんや。
  2. クリップアートの追加
    • 作成したグラフやチャートに、クリップアートを追加して見た目を良くするんや。例えば、棒グラフの棒の上にアイコンを載せたり、説明部分に可愛いイラストを入れたりすると、見栄えが良くなるで。
  3. カスタマイズ
    • クリップアートを使って、グラフやチャートをカスタマイズすることもできるんや。例えば、アイコンを使って特定のデータポイントを強調したり、背景にイラストを追加して全体のテーマを統一したりするんや。

注意点

クリップアートはあくまで視覚的な補助として使うもんやから、データそのものを表現する役割はないんや。データの正確さを損なわんように、ちゃんとデータが見やすく伝わるようにすることが大事やで。

  • クリップアートを活用することで、グラフやチャートの見た目を華やかにすることはできるけど、それだけでグラフやチャートを作成するわけやないんや。
  • ExcelやPowerPointなどのツールを使って、まずグラフやチャートを作成してから、クリップアートを追加することで、視覚的に魅力的な図解ができるんや。
  • データの正確さを損なわんように注意しながら、クリップアートを上手に使うことがポイントやで。

見た目が良くなれば、プレゼンや資料もより効果的になるから、うまいこと活用してな!

あとがき

ちなみに私の好みは「モカ」です。いろいろ飲み比べてみました。どれも特徴があってたまには別のものも飲みたくなることもありますが、やっぱりモカの「甘さ」には一目おきますね。というのも普段はお菓子とか全く食べないので”甘味”に飢えているのかもしれません。

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