【実証済み】パソコンの故障と不調に7つの方法、これだけでOK!

パソコンの不調に頭を悩ます男性 情報セキュリティ
パソコンの不調に頭を悩ます男性

きょうはパソコンの大掃除について学びます。

いきなり私事で恐縮ですが、昨年、パソコン内のファイルが壊れていました。悲しかったのは「〇〇データ」が表示できなくなったことです。表示しょうと思うと数千円の復元ソフトが必要です。

うかつにも、バックアップを取ってなかったからでした。備えあれば憂いなし。自省の意味を込めて、基本的なバックアップとの方法を紹介します。

きょうはあなたと、パソコンの不調に7つの方法を学習します。

1.パソコンの動きが鈍ったら内蔵ソフトで「大掃除」

パソコンの動きが鈍ったら内蔵ソフトで「大掃除」
パソコンの動きが鈍ったら内蔵ソフトで「大掃除」

おお、パソコンの動きが鈍うなってきたんか?ほな、内蔵ソフトで「大掃除」してみたらええで!まず、「ディスククリーンアップ」っちゅうのを使って、不要なファイルを削除するんや。それから「デフラグ」っちゅうのもあるさかい、それでハードディスクの整理整頓をしたらええわ。ほんで、もう一つ大事なんは、使わんソフトをアンインストールすることやで。これでかなり軽うなるはずやわ。やってみ、だまされたと思て。

パソコン内には、知らぬ間にいろいろなファイルが勝手にできているものです。例えばいろいろなホームページを見ているだけで、そこに使われている画像など、意外に多くのファイルを HD にため込んでいます。ハードディスク内の不要なデータファイルやプログラムファイルを削除すれば、パソコンが軽くなり、容量も増やせます。

そんな不要ファイルの削除には大きく7つあります。最も基本的なものから熟練を要するものまで7段階で説明します。

1.ディスククリーンナップ

スクリーンセーバー
スクリーンセーバー

あなたはスクリーンセーバーや、ウィルスチェックソフトなどのように、常に動いているソフトを使っていますか?こうした応用ソフトを【終了】してから「掃除」をするのがコツです。ちゃんと止めておかないと、作業がうまくいきません。

《スタート》→《Windows システムツール》→《コントロールパネル》→《スクリーンセーバー》を選び、種類の中から「なし」を選べば、止められます。

ディスククリーンナップ
ディスククリーンナップ

さて、ハードディスクの掃除はここからです。

《ディスククリーンナップ》は、データの一部が壊れていないかを調べたり、不要なファイルを削除してくれたりします。

《スキャンディスク》を押し、画面の指示に従って削除します。ただし、よくわからないファイルは残しておいた方が無難です。

すべて☑を入れ、《システムファイルのクリーンアップ》を押します。

《ダウンロードされたプログラムファイル》は過去のものですが、まだ残しておきたいものがあれば☑を外してください。

《OK》を押します。

2.ドライブのデフラグと最適化

同じファイルの断片が、すべて近いところにしまわれていれば、必要な時にさっと取り出しやすいのですが、分散していると、引っ張り出して揃えるのに、時間がかかることになります。

デフラグとは「断片をなくす」という意味です。同じファイルの断片を、連続した引き出しに集めながら、点在する引き出しの悪をなくしていく作業です。

デフラグなどを効率よく終わらせるフリーソフト「すっきり!デフラグ」などもあります。

《スタートメニュー》から、《Windows 管理ツール》→《ドライブのデフラグと最適化》です。ハードディスクはソフトやデータを保存したり、削除したりすると、虫食い状態のようになっています。この状態だと、あちこちの場所にデータを読み込みにかなければならず、時間がかかります。

これが動きが悪くなる原因です。《デスククリーンナップ》は、この虫食いをなくします。

ドライブの最適化
ドライブの最適化

ソフトを起動すると、まず、掃除するハードディスクを選ぶ画面になります。とりあえず《すべてのハードディスク》を選び、《OK》。作業開始です。

数時間かかることもあるので、気長にやってください。イライラしないように。おまけに作業の間はパソコンを使えません。退社時や週末を利用することをお勧めします。ただし、あまりやりすぎると、ハードディスクに負担がかかります。月に1回程度がめどです。

Mac の場合は、《スキャンディスク》と似たような作業ができる《Disk First Aid》という救急車のアイコンのソフトがあります。だいたい《アプリケーション》フォルダ内の《ユーティティ》とう道具箱アイコンのついたフォルダ内に入っています。

3.アップデート

アップデートしていないと動作が遅くなります。バグなども多いです。ウィルス対策も同時にできるので必ず実施します。自動でアップデートされるのが普通ですが、そうでない場合もあります。

パソコンのオペレーティングシステムやソフトウェアのアップデートには、セキュリティの脆弱性やバグの修正が含まれています。これらのアップデートを適用することで、最新のセキュリティパッチや防御策が導入され、悪意のあるソフトウェアや攻撃から保護されます。

パソコンのアップデートには、新しい機能や機能の改善が含まれることがあります。これにより、より使いやすく効率的な操作が可能になります。

パソコンのハードウェアやソフトウェアは常に進化しています。オペレーティングシステムやアプリケーションのアップデートは、新しいハードウェアやソフトウェアとの互換性を確保するための重要な要素です。特に古いバージョンのパソコンを使用している場合、最新のアップデートが重要です。

パソコンのアップデートは、システムのパフォーマンスを最適化するための改善点も含まれることがあります。これにより、処理速度の向上やリソースの効率的な利用が実現されます。

《設定》→《システム》→一番下の《バージョン情報》をクリック→《Windows の仕様》で《バージョン》で2022年3月(現在)の【2203】より古かったらバージョンアップしてください。戻って《Windows Update》 で更新できます。

定期的なアップデートの実施によって、セキュリティの向上、機能の改善、互換性の向上、パフォーマンスの最適化など、さまざまな利点を享受できます。

4.Cドライブを徹底的にゴミ削除

ドライブの最適化
ドライブの最適化

Windows(C)→Windows→Temp

《ここに入力して検索》へ《Run》と入力、《ファイル名を指定して実行》に《temp》と入力して《OK》を押します。

テンポラリーファイル

この《テンポラリーファイル》はすべて不要なデータなので全部選択して削除します。《スキップ》を要求されたらスキップします。

《ファイル名を指定して実行》から、こんどは《%temp%》と入力し《すべての項目》に☑をいれ削除します。

さらに《ファイル名を指定して実行》から、こんどは《prefetch》プリフェッチの中を削除します。

5.ストレージセンサーの有効

これは Windows の新機能です。

《設定》から《システム》→《ストレージ》。表示されなかったら検索窓に《ストレージ》と入力して《有効》にします。これは1か月使ってないようなファイルを自動で削除してくれます。ゴミが貯まるよりはない方がいいので削除します。《ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する》をクリックします。

《いますぐクリーンアップ》押します。

6.不用アプリ・ソフトウェアの削除

通常、購入時のパソコンには不要なアプリが付属してきます。ずーとそれらのアプリがパソコンの中にあるだけでそれが重くする原因になります。

《設定》から《アプリと機能》を押します。

アプリと機能
アプリと機能

使っていないアプリは削除します。不用なアプリはクリックして《アンインストール》します。

7.スタートアップアプリの削除

これは Windows 起動といっしょに裏で起動されるアプリです。下のバーをクリックして《タスクマネージャー》から《スタートアップ》を選びます。

Windows 11 タスクマネージャーを起動する方法は、従来のWindows と同様に複数の方法があります。 以下の操作方法をご確認ください。 [Windows]キー+ [X]キーを同時に押し (もしくはスタートボタンを右クリック)、表示されたメニューから [タスク マネージャー]を選択します。 タスクマネージャーが起動します。

アプリの削除
アプリの削除

《有効》になっているとパソコンが起動したとき、裏で稼働しているのでリソースを食いつぶしていることになります。

番外編 《C Cleaner》

ここまでやればいうことないのですが、ここまでやる必要があるのか?という見方もできるのでやめておきます。必要な方はググって下さい。

2.パソコンを好調時の状態に戻す

ハードディスク
ハードディスク

1.「復元ポイント」を作る

パソコンは買って使い始めた頃が一番安定しています。新たにソフトを導入すればするほど、不安定になっていくとも言えます。

例えばウィンドウズは、とてもたくさんのプログラムの集合体。新しいソフトを導入するたびに、見えないところで、ウィンドウズを構成するプログラムが書き写されたり、付け加えられたりしています。それが不安定の原因です。

でも、そもそもパソコンとはそういう機械です。正確に動き続ける家電製品と同じレベルで考えてはいけません。マイクロソフトが提供するプログラムを導入したことが原因で、不安定になることさえあるのです。

パソコンが壊れてもいないのに不安定でどうしょうもない場合、残したいデータのバックアップを取って、ハードディスクを初期化し、購入時の状態にいったん戻すしかありません。

でも、「数日前までは快調だった」のなら、せめてそのころの状態まで戻したいですよね?それにこたえるのが「システムの復元」機能です。

この機能は通常、最初から有効になっています。《コントロールパネル》の《システムのプロパティ》にある《システムの復元》を開けば確認できます。

システムの復元
システムの復元

《システムの復元》では、自動的に、どの時点まで戻すか《復元ポイント》が示されます。

3.快適な状態をバックアップしておく

バックアップ
バックアップ

システムのバックアップは、ウィンドウズがインストールされているハードディスクドライブ(HDD)を保存します。Windows10 のバックアップ機能を使えば、ほぼ完全な状態でパソコンの現在の環境をまるごとバックアップすることができ、復元もできす。

ハードディスクの中身を、OS からデータまで丸ごと複製しておき、トラブルがあったら本体の HDD に書き直すことで、バックアップをとったときと同じ状態にするわけです。

例えば、パソコンを購入し、自分でソフトのインストールや設定をして、「日常的に使える状態」になったところでバックアップをとっておけば、常に「フレッシュな状態」のパソコンに戻せます。

1.回復ドライブの作成

USBメモリ(32GB以上)を準備します。

  • 回復ドライブの作成により、USBメモリ内のデータはすべて削除されます。
  • バックアップイメージを作成した時点と復元するときのシステムが異なっていると、復元がうまくいかない場合もあります。

1. USBメモリをパソコンに接続

パソコンが、USBメモリを認識していることを確認します。作業中にも自動でフォーマットは実行されますが、USBメモリに問題がないか確認するためにも、一度フォーマットすることを推奨します。

2. スタートメニューを開く

回復ドライブ
回復ドライブ

「Windows 管理ツール」をクリックし「回復ドライブ」をクリックします。
「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。

回復ドライブにバックアップ
回復ドライブにバックアップ

3. 回復ドライブの作成画面が表示されるので、「次へ」をクリック

「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」のチェックマークは、付けたままにしておきます。ドライバーや更新プログラムを加えた状態で、回復ドライブが作製されます。

4.「お待ちください」と表示される

USBメモリが接続されていなければ「USBフラッシュドライブの接続」と表示されますので、USBメモリを接続します。

5. ドライブを確認し「次へ」ボタンをクリック

6.「作成」ボタンをクリック

  • フォーマットが完了したら再度、回復ドライブの作製を実行してみます。

7.「回復ドライブを作成中」の画面が表示

「ドライブのフォーマット」→ 「ユーティリティのコピー中」と表示され、システムのコピーが始まります。

8.「回復ドライブの準備ができました」と表示されたら「完了」ボタンをクリック

これで「完了」です。

32GB の USB をバックアップ専門に購入するって、一見もったいなく思えますが、パソコンの故障は突然起きます。重要な仕事の期限間際に故障することも珍しくありません。快適に作業できる環境をバックアップしてあれば、すぐに回復できます。

パックアップしておかなければ、最悪の場合、リカバリーして必要なソフトをインストールし直し、設定をやり直す必要があります。通常、その作業には長時間を要します。重要な作業をする人には、フルバックアップをお勧めします。

なおウィルス感染を防ぐため、通常はパソコンから取り外しておきます。

フルバックアップはパソコンを以前の状態に戻せますが、データ量が多く、毎日バックアップするのは厳しいのが欠点。フルバックアップだけでは最新のデータやメールを守るのは難しいですね。つまり重要なデータは別の方法で簡単にバックアップするのが有効です。

これを作っておけば、少なくとも、個々のファイルが何らかの原因で壊れてしまったり、操作を間違えて消えてしまったりしても、復元することができます。

4.オンラインサービスでデータをネットに保存

オンラインサービス

バックアップとは「コピーを取る」ことですから、そんなに難しいことではありません。しかし、毎日バックアップし続けるのは大変です。思い立ってバックアップを始めても、気が付くと忘れているのが普通。そして大切なデータを失うような事故は、しばしば「忘れたころ」に起こります。

バックアップを意味あるものにするには、毎日定期的に自動でバックアップをしてくれるソフトを利用するのが現実的です。これまでのバックアップといえば、もっぱら USB や外付けハードディスクに行っていましたが、今では「オンラインへのバックアップ」が主流です。インターネットの向こう側にある「保存領域」を借りて、そこにデータを保存するわけです。

こういったサービスで使われるハードディスクは厳重に管理されているため、個人向けのハードディスクより信頼性が高く、データ消失の危険性が低いのが特徴。最初のバックアップは少々手間取るかもしれませんが、日々作成するデータ程度ならあっという間です。

現在では、合計容量は「制限なし」とうのもあります。無料のものも多くビジネス基盤がしっかりしています。

利用は簡単です。通常の場合、《マイドキュメント》や《マイピクチャー》など、いつも使っているフォルダの中身を監視し、新しいファイルや更新されたファイルがあると、一定時間ごとに、それをネット上の保存領域にバックアップするものまであります。

もしパソコンが故障して、バックアップしてあるデータを取り戻したい場合には、データはダウンロードされ、元の状態に戻ります。この時重要なのは、同じパソコンである必要はないということ。パソコンを買い替えたときに、新しいパソコンへデータを移行するにも威力を発揮します。

あとがき

パソコンの不要ファイルを削除するためには、いくつかの方法があります。

ファイルを削除すると、一般的にはゴミ箱に移動します。ゴミ箱のアイコンをダブルクリックして開き、中身を確認し、不要なファイルを選択して削除します。ゴミ箱を完全に空にするためには、ゴミ箱のアイコン上で右クリックし、「空にする」オプションを選択します。

ダウンロードフォルダは、インターネットからのダウンロードファイルが保存される場所です。不要なダウンロードファイルを削除することで、スペースを節約できます。ダウンロードフォルダを開き、不要なファイルを選択して削除します。

パソコンは一時ファイルを生成することがありますが、これらのファイルは不要になることが多いです。一時ファイルを削除するには、Windowsの場合、[Windowsキー] + [R] キーを同時に押して「実行」ダイアログを開き、”%temp%”と入力して[Enter]キーを押します。一時ファイルが保存されているフォルダが開かれますので、中身を削除します。

Windowsにはディスククリーンアップツールと呼ばれる組み込みツールがあります。これを使用すると、不要なファイルを見つけて削除することができます。[スタート]メニューを開き、[Windowsシステムツール]または[Windowsアクセサリ]の下にある[ディスククリーンアップ]を検索して実行します。ツールが起動したら、不要なファイルの種類を選択し、削除を実行します。

これらは一般的な方法ですが、注意点として、削除する前にファイルが本当に不要かどうかを確認することが重要です。また、重要なファイルを誤って削除しないようにするために、バックアップを取ることもおすすめです。

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