きょうはプラグインについて学びます。
プラグインは機能拡張のために追加するプログラムのことです。WordPress 本体はシンプルな機能のみで構成されています。そこで拡張機能を付随させることで複雑な機能を生み出します。
関西のある有名な人に「WordPress のプラグインは何個が適当ですか?」って尋ねてん。
「おおよそ3つぐらいがええと思うで。」
それはなぜでっか?
「プラグインを大量に入れすぎると、WordPressのサイトが重くなったり、動作が不安定になったりすることがあるねん。3つぐらいなら、必要な機能をカバーできて、サイトのパフォーマンスも保てるんや。」
どんなプラグインが適当でっか?
適当なプラグインは、サイトのニーズや目的に合わせて選ぶべきやねん。例えば、セキュリティを強化するためのプラグインや、SEO向上のためのプラグイン、コンタクトフォームを作成するためのプラグインなどがあるで。使いやすくて評判のいいプラグインを選ぶことが大切やで。
必要な機能を提供するために必要最小限のプラグインを選んで、定期的に不要なプラグインを削除することが大事やで。
きょうはあなたと、そのプラグインについて学習します。
使わなくても不便を感じないものってありますよね。「副業ネットさん使ってください!」って言われたこともないですし、どういうものかすらよく知りません。これ以上コミュニケーションツールというかプラグインが増えても鬱陶しいと思っている三重県津市在住のそこそこ年取っている男性です。
1.WordPress に導入したプラグインは10個
![プラグイン機能追加](https://pckatada.com/wp-content/uploads/2023/03/ie-2-150x150-10.webp)
![taka](https://pckatada.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
プラグインとは「追加する機能」のことです。
WordPress にプラグインは何個必要か?
WordPressのプラグインの必要な数は、ウェブサイトの目的や機能によって異なります。WordPressは非常に柔軟で拡張可能なプラットフォームであり、数千ものプラグインが利用可能です。ただし、必要なプラグインの数は、以下の要因に依存します。
- サイトの目的: サイトが提供するコンテンツや機能によって、必要なプラグインが異なります。例えば、オンラインストアを運営する場合、eコマース関連のプラグインが必要になるでしょう。
- 機能の要件: サイトに必要な具体的な機能によっても必要なプラグインが変わります。例えば、SEOを強化するためにはSEOプラグインが必要ですし、セキュリティを向上させるためにはセキュリティプラグインが必要です。
- テーマの機能: 使用しているWordPressテーマが提供する機能も考慮する必要があります。一部のテーマには、特定の機能をサポートするための組み込みプラグインが含まれていることがあります。
- パフォーマンスへの影響: 過剰なプラグインはサイトのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。必要な機能だけを追加することで、サイトの速度や安定性を維持することが重要です。
過剰なプラグインの使用は、サイトのメンテナンスやセキュリティの観点からも避けるべきです。必要な機能を提供するプラグインを慎重に選び、不要なものは削除することが重要です。プラグインの品質や更新頻度も確認し、信頼性の高いものを選ぶことが望ましいです。
2.プラグインはどれもこれもボランティアで作ってくださったものですか?
いいえ、WordPressのプラグインはすべてがボランティアによって作られているわけではありません。WordPressはオープンソースのプロジェクトであり、コミュニティがプラグインやテーマを開発していますが、中には商用のプラグインを提供している企業や個人も存在します。
WordPressの公式プラグインディレクトリには、多くの無料で利用できるプラグインがあります。これらのプラグインの多くは、ボランティアの開発者によって提供されています。彼らはWordPressコミュニティに貢献し、他のユーザーと情報を共有することで成り立っています。
しかし、一方でプラグインの中には商用のものもあります。これらの商用プラグインは通常、有料で提供され、開発者はその対価として利用者にサポートやアップデートを提供します。商用のプラグインを提供している企業や開発者も、WordPressエコシステムの一部としてコミュニティに参加しています。
総じて言えることは、WordPressのプラグインエコシステムは多様であり、ボランティアによって提供されるものもあれば、商用の製品を提供するプロの開発者も存在するという点です。
HTML エディターやビジュアルリッチエディターで定型入力に使用できるクイックタグを簡単に追加・管理できます。バージョン 2.5.3 | 作成者: Frank Bültge
WordPress ブログですぐに使える SEO。XML サイトマップ、カスタム投稿タイプの SEO、ブログやビジネスサイトの SEO、e コマースサイトの SEO などの機能があります。2007年以来、約5,000万ダウンロードを誇ります。バージョン 3.6.2 | 作成者: All in One SEO Team | Suggest a Feature
使用すると右上に「85/100」などと数字が表れます。「基本的なSEO」「タイトル」「読みやすさ」などがチェックされて配点されるのでわかりやすいです。
リンクエラーや存在しない画像があるかブログをチェックし、見つかった場合はダッシュボードで通知します。バージョン 1.11.13 | 作成者: WPMU DEV
お問い合わせフォームプラグイン。シンプル、でも柔軟。バージョン 5.2 | 作成者: Takayuki Miyoshi
すべての画像、SWF、PDF、YouTube、Dailymotion、Vimeo について、手軽にFancyBox jQuery extension を有効にできます。iframe やインラインコンテンツもサポートしています。バージョン 1.8.18 | 作成者: RavanH
NextGEN Gallery や GRAND Flagallery を含む WordPress 内の画像のファイルサイズを縮小します。 jpegtran, optipng / pngout, および gifsicle を使用しています。バージョン 5.6.0 | 作成者: 正確なWWW
This plugin improves SEO using sitemaps for best indexation by search engines like Google, Bing, Yahoo and others.バージョン 4.1.0 | 作成者: Arne Brachhold | FAQ | サポート
グーグルがサイトマップを自動的に作成してくれるのが大変便利です。
設定なしでサイトを SSL 対応にする軽量プラグインバージョン 3.3.4 | 作成者: Really Simple Plugins
コードを書かずに、投稿やページに美しく機能豊富なテーブルを埋め込みます。バージョン 1.11 | 作成者: Tobias Bäthge | FAQ | ドキュメント | サポート | 寄付する
WP Multibyte Patch は、本家版、日本語版 WordPress のマルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の累積的修正と強化を行うプラグインです。 » 詳しい説明を読むバージョン 2.8.5 | 作成者: 倉石 政典
3.現在は以下のプラグインを使用しています
![taka](https://pckatada.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
結果は今のところ良好です。
- Akismet Anti-Spam
- Autoptimize
- Broken Link Checker
- Google Sitemap XML
- SiteGuard WP Plugin
- Wordfence Security
- WooCommerce
- WP Super Cache
- Creative Mail by Newfold Digital
- Google Listings and Ads
- All-in-One WP Migratiion
Autoptimize:このプラグインを利用して得られるメリットよりデメリットの方が大きい。使用をやめたほうが賢明です。特に利用者が多く不具合を起こしているケースが多いです。
All in One SEO Pack:機能が豊富すぎて重くなっており、加えて不具合も多いのであまりおすすめしません。この程度の SEO でGoogle 検索上位に来るとは思えません。
A-kis-met Anti-Spam
このプラグインは必備です。有料ですが、個人サイトは「無料」にしてくれます。
本来は4500円の矢印ボタンがついていますがそれをクリックして「0」に戻せます。
Please verify non-commercial usage by checking each box:各ボックスにチェックを入れて、非営利的な使用を確認してください。
□Ⅰ don’t have ads on my site.私のサイトには広告がありません。
□Ⅰ don’t sell products/services on my site.私のサイトでは商品やサービスを販売してません。
□私のサイトではビジネスの宣伝を行っていません。私のサイトではビジネス宣伝を行ってません。
![mika](https://pckatada.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-woman.png)
私は「1」にチェックを入れておきました。
2.WordPress にプラグインをインストール方法
![インストール](https://pckatada.com/wp-content/uploads/2023/03/ie-3-150x150-9.webp)
管理画面から<プラグイン>→<新規追加>をクリックし、「プラグインを追加」画面を開きます。検索フォームに、例えば「WP Super Cache」と入力し、表示されたら<今すぐインストール>をクリックします。
インストールが完了すると<有効化>ボタンが表示されますのでクリックします。しばらくすると「プラグインを有効化しました」と表示されます。特別に設定しなくてもいいです。
削除する場合は、管理画面から<プラグイン>→<インストール済みプラグイン>をクリックして「プラグイン画面」に移動し、プラグインの<停止>や<削除>をクリックします。
1.プラグインをインストールする際の注意点
- ソースの信頼性を確認する: プラグインを入手する前に、信頼できるソースから提供されているかどうかを確認しましょう。公式のウェブサイトや信頼できるマーケットプレイスから入手することをおすすめします。
- 互換性を確認する: プラグインが使用するソフトウェアやアプリケーションのバージョンと互換性があるかを確認しましょう。古いバージョンのソフトウェアとの互換性がない場合、予期しない動作やエラーの原因になる可能性があります。
- ドキュメンテーションを読む: プラグインの提供元が提供するドキュメンテーションやマニュアルを読んでください。これにより、プラグインのインストール手順や設定方法、利用可能な機能について理解することができます。
- レビューや評価をチェックする: インストールするプラグインに関する他のユーザーのレビューや評価をチェックすることで、その品質や信頼性についての情報を得ることができます。多くのポジティブなレビューや高い評価を持つプラグインは、信頼性が高い可能性があります。
- バックアップを取る: プラグインのインストールやアップデートの前に、重要なデータやファイルのバックアップを取ることをおすすめします。万が一の際にデータを失うリスクを軽減するためです。
- セキュリティを考慮する: プラグインはセキュリティの脆弱性を引き起こす可能性があるため、セキュリティ対策を考慮する必要があります。信頼できるソースからのみ入手し、最新のセキュリティパッチが適用されたものを選ぶようにしましょう。
- インストール後の動作を確認する: プラグインをインストールした後は、アプリケーションやウェブサイトの動作を注意深く監視しましょう。予期せぬ問題やパフォーマンスの低下が発生する場合があります。
1.テーブルを作成
管理画面から<プラグイン>→<新規追加>をクリックし、検索フォームに「TablePress」と入力し、<今すぐインストール>をクリック、インストールが完了したら、<有効化>をクリックします。
ナビゲーションメニューに「TablePress」が追加されます。<TablePress>→<新しいテーブルを追加>をクリックして、テーブルの名前と行数・列数を入力して<テーブルを追加>をクリックします。
以上のように表示できました。
2.問い合わせフォームを作成
![お問い合わせフォーム](https://pckatada.com/wp-content/uploads/2023/03/imag1e-9.webp)
3.メールフォームを設置
![taka](https://pckatada.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
メールアドレスをそのまま Web サイトに貼り付けると、迷惑メールが大量に届く恐れがあります。
ここでもプラグインを使います。
Contact Form 7は、WordPressで非常に人気のあるフォーム作成プラグインです。
- 機能の豊富さ:Contact Form 7は、多機能でありながらシンプルな使い方ができると評価されています。フォームの作成、管理、表示、送信など、基本的な機能を網羅しています。
- ユーザーフレンドリー:初心者でも使いやすいインターフェースと簡単なセットアップが特徴です。また、多言語対応やカスタマイズ性の高さなど、ユーザーのニーズに合わせた設定が可能です。
- 拡張性:Contact Form 7は、多くのアドオンや拡張機能との互換性があります。例えば、CAPTCHAの導入やメールの自動返信など、機能を追加することができます。
- パフォーマンス:一般的には、Contact Form 7は軽量で高速に動作すると評価されています。ただし、適切な設定やホスティング環境に依存する場合もあります。
- サポートとドキュメンテーション:Contact Form 7は長い歴史と広いユーザーベースを持っているため、問題が発生した場合でも豊富な情報が利用できます。公式フォーラムやドキュメンテーションが充実しており、解決策を見つけるのに役立ちます。
ただし、個々のユーザーの経験や要件によって評判は異なる場合があります。他のフォーム作成プラグインと比較してみることで、自分のニーズに最適な選択肢を見つけることが重要です。
管理画面から<プラグイン>→<新規追加>、検索ホームから「Contact Form 7」と入力し、<今すぐインストール>、インストールが完了したら、<有効化>をクリックします。
管理画面のナビゲーションに<お問い合わせ>という項目が追加されました。
<お問い合わせ>をクリックし、「コンタクトフォーム」画面を開きます。これにはあらかじめサンプルのフォームが用意されています。<コンタクトフォーム1>をクリックして開きます。青色の「ショートコード」をコピーして、固定ページ一覧から「Contact」を開き、投稿エディタに貼り付けます。<更新>をクリックします。
![taka](https://pckatada.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
最初、以下の文章が添付されました。
サイトのドメインに属していないメールアドレスが送信元に設定されています。
![メールのテンプレート](https://pckatada.com/wp-content/uploads/2023/03/6-1-2.webp)
送信先:自分のメールアドレス(WordPress に登録してあるメアド)
送信元:<info@pckatada.wp.xdomain.jp>(自分のWeb サイトドメイン)
これで「サイトのドメインに属していないメールアドレスが送信元に設定されています。」が消えました。うまくいきました。
![メールアドレス](https://pckatada.com/wp-content/uploads/2023/03/6-12.webp)
問い合わせフォームが表示され、入力しました。
![taka](https://pckatada.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
届きました。OK でした。
これでいいのですが、電話番号入力画面がほしいですね。
![電話番号フォーム](https://pckatada.com/wp-content/uploads/2023/03/imag7e-7.webp)
4.題名の下へ「電話番号」を
<電話番号>もあるのですが、今回は<テキスト>をクリックして<tel>を入力します。そしたら、<text tel>と表示されます。そこで上の「題名」の部分をコピーして不要なものを削除して、同じような形にしてください。
今度は<メール>を開き、<メッセージ本文>に、「電話番号:tel」とだけ入力しておきます。
![電話番号](https://pckatada.com/wp-content/uploads/2023/03/6-1-3.webp)
5.メールを送信してみます
![メールを送信](https://pckatada.com/wp-content/uploads/2023/03/image-4.webp)
![taka](https://pckatada.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
ちゃんと着いていました。OK です。
ややこしいですね。ネットで調べても「ああだ」「こうだ」となっていて何が何だかわかりませんでしたが、最後になんとかなりました。もっとも「Google フォーム」を使う手もあります。わざわざインストールしなくて済みます。
これらは世界中の開発者によってつくられ、多くが無料で提供されています。ただし、脆弱なものやウィルスが仕組まれているのもあるので、公式サイトで配布されているものだけにします。
あまりプラグインを入れてしまうと、ページが重くなってしまうこと、変なものをインストールするかも知れないこと、途中で変更されてしまったりすることでしょうか。
2.WordPressには非常に多くのプラグインがありますが
![taka](https://pckatada.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
実際に必要なプラグインの数はサイトの要件や目的によって異なります。
一般的には、必要最低限のプラグインを使用することをお勧めします。適切な数のプラグインを選ぶことで、サイトのパフォーマンスやセキュリティに影響を与えず、管理の煩雑さを最小限に抑えることができます。
プラグインの管理に関する一般的なガイドラインです。
- サイトの目的や機能に合わせて、必要なプラグインを選択しましょう。例えば、コンタクトフォームを作成するためのプラグイン、SEOのためのプラグイン、セキュリティ対策のプラグインなど、サイトの目的に応じて必要な機能を提供するプラグインを選ぶことが重要です。
- プラグインを選ぶ際には、そのプラグインの評判や信頼性を確認しましょう。アクティブなインストール数や評価の高さ、開発者の信頼性など、信頼できる情報源からの情報を参考にしてください。
- プラグインはサイトのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。多くのプラグインを使用すると、サイトの読み込み速度が遅くなったり、リソースの消費量が増えたりする場合があります。パフォーマンスに配慮し、必要最小限のプラグインを選ぶことが重要です。
- 同じ機能を提供する複数のプラグインをインストールすると、競合や重複が発生する可能性があります。必要な機能を提供するために、類似のプラグインを比較し、最適な1つを選ぶようにしましょう。
- 使用していないプラグインは削除し、常に最新のバージョンにアップデートすることをお勧めします。古いバージョンのプラグインはセキュリティ上のリスクとなり得るため。
![mika](https://pckatada.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-woman.png)
必要なもの以外はインストールしないことですね。
あとがき
私は電話で人と話をする場合には、話を半分に区切ってすることにしています。まず相手の人を電話で呼び出す前に、自分が話したいと思っている事柄を箇条書きにしておきます。
相手が電話口に出たら「お忙しいことと思いますから、お話申し上げたい3つのことを、1つずつ申し上げます。第1はこれこれ、第2はこれこれ、第3はこれこれです」という具合に話をします。
私が第3のことを言い終わると、相手は大体それで私の話は終わったなということがわかる。そこで、その件に対する先方の返事を聴いたら、直ちに電話を切る態勢をとります。そして先方の返事を聞き終わるとすぐ「どうもありがとうございました」といって切ります。
私たちは、簡潔で、要点を手短に要領よく話す人には好感を抱くものです。これらのプラグインはたった10個ほどでもって、ブログの世界に関する話を書き伝えています。私がこのブログのために使っている半分の言葉で書き尽くしています。これこそ簡潔の傑作であると思います。
コメント